講演会のアンケートの集計

講演会のアンケート結果もご報告させていただきます。

アンケート集計数
1. あなたはどの立場の方ですか
1. 当事者 17人
2. 当事者家族 24人
3. 医療・福祉関係 34人
4. その他 4人

2. 本日の講演会の感想をお聞かせください
1.大変役に立った 54人
2.少し役に立った 20人
3.あまり役に立たなかった 0人
4.全く役に立たなかった 0人

3. 印象に残った内容や感想をお聞かせください
(多かったものをあげておきます)
・ポジディブな行動支援で接し方や言い方の方法を知ることができてよかった
・注意力、ワーキングメモリについてわかりやすかった
・注意資源の節約
・気をそらすという支援
・Hugでの日常の作業をスライドで見せてもらえてよかった

4.今後、講演会でとりあげてほしいテーマ
第1位 心理面のケア
第2位 就労支援(職場復帰・求職)
第3位 リハビリテーションの手法
第4位 高次脳機能障害の基礎知識
第5位 当事者・家族の体験談

アンケートにご協力いただいたみなさまに
もう一度お礼を言いたいと思います。
本当にご協力ありがとうございました。

今回当事者家族だけではなく、
支援者の方にもたくさん来ていただけたということで、
うれしく思っています。

講演会を開催する上でも、日々の活動の中でも、いろいろな反省点があります。
ひとつひとつが大切なご意見で私たちにとっては宝物です。
うまくいくことばかりではありません。
むしろうまくいかなかったことから、私たちも日々学んでいきたいと思います。

次の講演会に向けての1日1日はもう始まっています。
これからもどうぞご支援ご協力をお願いいたします。

講演会のワークのフィードバック

この大雨で先週の金曜日はHugも休所することになってしまいました。
阪急電車が大雨のために止まってしまうというのは、ほぼ経験のないことです。
大きな被害が出ていて心が痛みます。

先日の講演会で行ったワークについて、粳間先生からのフィードバックです。

自分の呼吸数を数える1人瞑想と隣の人と手をつないで(Social Touch)
自分の呼吸数を数えると実測値(先生のアシスタントさんが計測していたもの)とで
Social Touchの効果がどうだったかを調べた結果を報告してくださいました。

統計とか難しい数字はわからないという方もいると思いますが、
要約すると・・・

親しい同士であれば、文字通り「息があう」。

自分が落ち着かない時に、落ち着いた家族とSocial Touchをすることで、
落ち着きをわけてもらえるということです。
逆もありですが・・・
家族っていい意味でも悪い意味でも影響し合うということですね。

以下粳間先生のメールより

Social Touchの効果を、呼吸速度差の割合の変化*で調べてみました。

*第一データは以下の分類

・[(一人瞑想の呼吸数の差の絶対値)÷(一人瞑想の呼吸数の平均)]>=[(Social touchの呼吸数の差の絶対値)÷(Social touchの呼吸数の平均)]でsuccess

・[(一人瞑想の呼吸数の差の絶対値)÷(一人瞑想の呼吸数の平均)]<[(Social touchの呼吸数の差の絶対値)÷(Social touchの呼吸数の平均)]でfail

・明らかに家族同士とわかった組み合わせをfamily
・明らかに他人同士とわかった組み合わせをnon-family

この分類で2×2のクロス検定(χ二乗検定)してみました。

実測値と比べてどうかという第二データ

これも同じくSocial Touchの効果を、呼吸速度差の割合の変化**で調べてみました。

**以下の分類,計算,統計方法です。

・[(実測呼吸数の差の絶対値)÷(実測呼吸数の平均)]>=[(Social touchの呼吸数の差の絶対値)÷(Social touchの呼吸数の平均)]でsuccess

・[(実測呼吸数の差の絶対値)÷(実測呼吸数の平均)]<[(Social touchの呼吸数の差の絶対値)÷(Social touchの呼吸数の平均)]でfail

・明らかに家族同士とわかった組み合わせをfamily

・明らかに他人同士とわかった組み合わせをnon-family

この分類で2×2のクロス検定(χ二乗検定)してみました。

「一人瞑想 vs Social Touch」「実測呼吸数 vs Social touch」どっちも有意差でました。

家族同士の組み合わせのほうが、そうでない組み合わせより、呼吸速度が同調していた結果です。

やはり、「自律神経のバランスをとるためには家族と手をつなぎましょう」という従来どおりの結果ですね。

呼吸速度の同調率(*/**)は、家族同士(84.6%/80.0%)、他人同士(52.0%/40.91%)で、
「他人同士より家族同士のほうがSocial Touchの効果は高い」という結論でございます(p=0.0396/p=0.0347)。
(*一人瞑想 vs Social Touch/**実測呼吸数 vs Social Touch)。

親子がいいのか、夫婦がいいのかとかは、
これ以上データを分割できない(標本数が減るため)ので、わかりません。

家族同士のほうが他人同士よりもsocial touchの効果が高いということだけは、
統計できるだけの標本数がとれたのでわかりました。

データの協力拒否の人の分(無記名の人)は統計から抜いています。
協力してくれた人の分だけです。